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grappinoの年末年始のおもてなし

今年も残すところわずかとなり、皆さまはどのように年の瀬を過ごされているでしょうか。

忙しい日々の中でも、新しい年の始まりを感じ、心温まるひとときを過ごしていただけるよう、出雲地方の厳選した商品を取り揃えてみました

出雲そば×出雲の日本酒

出雲の地で育まれた伝統の味、出雲そばと出雲の日本酒。どちらも地元の自然と風土を反映した逸品です。香り高いそばと、まろやかな日本酒の絶妙な組み合わせを楽しみながら、出雲の豊かな食文化を堪能してみませんか。

 

《出雲そば そば処田中屋》https://www.grappino.jp/products/detail/307

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出雲そばは、島根県出雲地方で親しまれている伝統的なそば料理で、特に「割子そば」と「釜揚げそば」の2つのスタイルが有名です。

割子そばは、朱色の丸い漆器「割子」に三段重ねでそばを盛り、冷たいつゆをかけて食べるスタイルです。各段に薬味をのせて、段ごとに異なる味わいを楽しむことができます。

釜揚げそばは、かけそばとは違い、茹でたそばを水洗いせず、茹で湯ごと丼に盛り、薬味とそばつゆをかけて好みの味に仕上げます。これにより、そばの風味を最大限に感じることができ、滋味深い素朴な味わいが楽しめます。この食べ方は江戸時代前半から続く伝統で、新そばの時期には神社の参道にそば屋台が並び、地元の人々に親しまれてきました。また、出雲そばは「挽きぐるみ」と呼ばれる製法で打たれ、殻ごと挽いたそば粉を使用するため、色が濃く、香り豊かな風味が特徴です。

 

そして「そば処 田中屋」は、出雲大社の正門前、神門通りと神迎の道の間に位置し、代々参拝客を迎えてきた歴史あるお店です。先代のそばへの深い愛情を受け継ぎ、職人が心を込めて手打ちそばを提供しています。

使用するそば粉は、季節に応じて厳選した国産石臼挽きの「挽きぐるみ」。外皮まで挽いた黒く風味豊かな粉を使用し、特に粗挽きのそば粉を選んでいます。職人が水分量にこだわり、歯触りの良い、香り豊かなそばに仕上げています。

また、そばつゆには、うるめいわしや荒節、天然真昆布から取った出汁を使い、地元大社町の醤油や本みりん、島根の地伝酒を絶妙なバランスで合わせた自家製のかえしを使用。コクのあるつゆが、風味豊かなそばをさらに引き立てます。

伝統を受け継ぐ田中屋の手打ちそばを、出雲ならではの食べ方でお楽しみいただけたらと思います。

 

《もとしげ おろし器》https://grappino.jp/products/detail/466

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島根県江津市にある大正14年創業の岩見焼きのすり鉢・おろし器 専門窯元 「もとしげ」

「すり鉢とおろし器」のみに特化した「する、つぶす、おろす」専門の調理陶器メーカーです。

すり鉢は深く切り立った形は、食材が飛び出しにくく、自然と真ん中に集まります。そして、広い底面とシリコンゴムにより、手を添えなくてもグラグラしない安定感。すり鉢の命である「くし目」には、30年以上専門窯元として作り上げてきた技術が詰まっています。熟練した職人が一つひとつ手作業で描きだす鋭く均一なくし目は、するときの力も時間も大幅に減らしてくれます。さらにに食べ物の繊維がセラミックに絡みつきにくいため、驚くほど洗い流しやすいです。

この時期お蕎麦やお鍋料理の薬味作りにもおすすめです。

 

《出雲の日本酒》​https://grappino.jp/products/list?category_id=191&name=

 

出雲酒造.jpg

出雲地方は、豊かな自然環境に恵まれ、良質な水と米を使った日本酒が多く生まれています。そのため、出雲の酒はまろやかで深みのある味わいが特徴です。

当店では、旭日酒造板倉酒造富士酒造酒持田本店 と4つの酒蔵の日本酒を取り扱っています。それぞれの蔵元は、地域の自然と風土を反映した独自の味わいを提供しており、どれも個性豊かな日本酒です。

まろやかな味わいの中にも、蔵元ごとの特色があり、呑み比べを楽しむのもおすすめです。各銘柄を比較しながら、その違いを感じていただけることで、出雲の酒文化をより深く味わえます。ぜひ、お試しください。

 

その他、年末年始におすすめの商品はこちらから↓

https://grappino.jp/products/list?category_id=226

 

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高級岩海苔「十六島(うっぷるい)海苔」を使った出雲のお雑煮セット

島根県には小豆雑煮、黒豆雑煮など、親しまれているお雑煮が多数ありますが

その中でも「海苔雑煮」はシンプルではありますが

ミネラルや食物繊維が豊富で、磯の香りとうま味が味わえる上品なお雑煮です。

昨年同様ですがgrappinoでは出雲地方のお雑煮が自宅で簡単に味わえるセットをご用意いたしました。

 

内容は

〇島根県松江市にある創業明治22年の老舗旅館「皆美館」の多くの文人客人が愛した味を自宅で味わえる万能出汁

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〇出雲十六島地区の岩場でシマゴと呼ばれる女性が採取した希少な高級海苔

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〇日本有数の良質米の産地とされる奥出雲町の仁多米100%を使用したお餅

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どれも選りすぐりな商品です。

 

邪気を払う海苔と、晴れの日の食べ物のお餅の組み合わせはお正月にぴったりなので

ぜひお試しください。

 

作り方

①皆美のお出汁をお鍋に入れて出汁をとります。

お雑煮 出汁.jpg②別の鍋に水を入れ、柔らかくなるまでお餅を茹でます。

お雑煮 餅.jpg

③十六島海苔を日本酒に浸しておきます。そうすることで柔らかくとろみのある海苔に仕上がります。

(日本酒に浸さず、食べる直前に海苔をお椀に入れほぐして召し上がられてもおいしいですが、ひと手間かけるとよりおいしく頂けます)

お雑煮 のり.jpgお雑煮 のり(酒).jpg④お餅を器によそい、お出汁をかけます。先ほどの海苔とお好みの具を添えたら出来上がりです。

お雑煮完成 真上.jpg

お出汁、十六島海苔、お餅もこちらからお求め頂けます↓

https://grappino.jp/products/list?category_id=226&name=

 

新しい年が、皆さまにとって幸多き年となりますよう心よりお祈り申し上げます